アフィリエイトの税務調査の流れを解説【すぐバレるので申告すべき】

こんばんは、元税務職員の氷犬です。

アフィリエイトをしている人
アフィリエイトをしているんだけど、税務調査のことが気になる。

ネットで調べると怖そうな体験談が多いけど、結局何を調べられるのかわかりません。

アフィリエイターの税務調査の流れをわかりやすく教えてください。

こんな疑問に答えます。

 

僕は3年ほど個人の税務調査をしていたことがあるので、きっと参考になるはずです。

個人のアフィリエイター向けの記事ですが、法人の方もある程度共通する部分があると思います。

この記事の内容

  1. アフィリエイトの税務調査の流れを解説します
  2. アフィリエイトの税務調査は無申告か経費の調査になる可能性が高い
  3. アフィリエイターで無申告の人は今すぐ申告すべき

※3分ほどで読めるくらいのボリュームです。

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アフィリエイトの税務調査の流れを解説します

アフィリエイトの税務調査の流れを解説します

アフィリエイトの税務調査の流れはだいたいこんな感じです。

アフィリエイトの税務調査の流れ

  1. 日時と場所の調整
  2. 帳簿書類とパソコンの確認
  3. 調査内容と申告内容の突き合わせ
  4. 修正申告or更正の請求

アフィリエイトに限らず、税務調査は同じような流れになります。

①日時と場所の調整

税務調査の前には、税務署から電話で連絡が来ます。

電話口で日時と場所を調整するところから、税務調査はスタートです。

「仕事で忙しい」とか「心当たりがない」で回避しようとしても無駄なので、なるべく早くに調整した方がいいですね。

 

というのも、税務調査を受けるのは半強制的であり、応じないと取引先や家族に連絡が行きます。

「税務署から連絡来たけど、あの人大丈夫かなぁ」と余計な心配をされるので、信用を保つためにも早めに応じましょう。

これは脅しではなくて、本当の話ですm(_ _)m

 

調査の場所ですが、大抵は自宅になります。

ただ、どうしてもという場合は税務署でも調査を受けられますので、提案してみてください。

②帳簿書類とパソコンの確認

事前に電話で調整した日時と場所で、税務調査官と会って話します。

1人で来ることもありますが、ほとんどの場合、調査官は2人で来るはずです。

 

自己紹介と軽い雑談の後、帳簿書類やパソコンを見せるように言われます。

確認されるものは大体こんな感じです↓

税務調査で確認されるもの

  • 帳簿書類:帳簿・通帳・領収証・クレカの明細・個人的なメモ
  • パソコン:運営しているサイト・アフィリエイトの関連フォルダ・お金に関するフォルダ

アフィリエイトの収入と経費を把握するためには、これくらいあればわかりますよね。

 

なお、「プライベートな情報があるから見せたくない」と言っても、「プライベートかどうかは見て判断します」と言われる可能性が大きいです。

税務署は怖いですね…(-_-;)

③調査内容と申告内容の突き合わせ

ひととおり、書類やパソコンを確認したら、調査官は一旦検討するため税務署に帰ります。

もし、1日で確認しきれなかったらまた来るか、あるいは「書類を預からせてくれ」と言われるはずです。

自分の気持ちに合わせて好きな方を選んでください。

 

そして、調査結果がまとまったら、調査官と調査結果の内容を確認します。

「売上が計上されてないとか」「経費ではないものがある」など、いろいろ言われると思いますが、心当たりがなかったら素直に否定してOKです。

また、調査官の話に根拠がなさそうだったら、「その指摘の根拠はなんですか?」と聞きましょう。

④修正申告or更正の請求

最終的に話がまとまって、何か修正すべきところがあれば、修正申告や更正の請求という手続きになります。

修正申告と更正の請求

  • 修正申告:申告した税額が本来の数字より少なかった場合⇒税金が増える
  • 更正の請求:申告した税額が本来の数字より多かった場合⇒税金が減る(戻る) 

もし、申告していなかった場合については、期限後申告をすることになります。

 

アフィリエイトの税務調査の流れは以上です。

細かい違いはあるかと思いますが、基本的な流れは同じ。

隠し事がなければ大したことはないので、ドンと構えておきましょう(^_^)

アフィリエイトの税務調査は無申告か経費の調査になる可能性が高い

税務調査の流れを説明しましたが、「実際、何を調査されるの?」という点は気になると思います。

ネットの調査体験談を読んだところ、アフィリエイトは無申告か経費の内容を調査されるケースが多いようです。

アフィリエイトの税務調査の傾向

  • 無申告:そもそも申告していない人の調査。たぶん一番多いケース。
  • 経費:アフィリエイトに関係ない出費を経費にしていないか、など。

 

そもそもアフィリエイトの仕組みを考えると、調査できる内容は限られてるんですよね。

ポイントは「売上はすべてASPからの銀行振込である」ことです。

ASPを調査すれば売上がすべてわかる

税務署は反面調査といって、調査をしている人に関連する事業者に売上や経費の確認をすることができます。

アフィリエイトの収益は、ASPからの広告収入ですよね。

つまり、ASPに聞けば「誰にいくら払っているか」はすぐにわかります。

 

また、収入はすべて銀行振込なので、通帳を見れば使っているASPがわかってしまいます。

収入を隠そうとしても、ASPを隠そうとしても、無駄なわけです(-_-;)

ネットでは無申告で調査されているケースが多い

ASPから収入が入っている以上、税務署がASPを調査すれば、大量にアフィリエイターの資料が手に入りますよね。

複数のASPの情報があれば、「誰がどの程度アフィリエイトで売上をあげているか」がわかってしまうわけです。

調査体験談を読むと、「誰かが税務署に密告した」とか「バレるわけがない」との意見が書かれていることもありますが、ASPからバレているだけかなと。

 

税務署としては、売上がわかっていれば4,5年の情報をためて調査すればOK。

もし、「2年申告してないけど、まだ調査来てないから大丈夫」と思っている人は、ただ泳がされているだけかもしれませんので注意してください。

経費の調査はジリ貧になるかも

無申告の調査体験談は多い一方で、申告している人の調査体験談は少なかったです。

アフィリエイトは利益率がいい=経費が少ない事業なので、経費を調査しても…という感じですよね。

このあたりは税務署サイドの考え方にもよるかと思うので、よくわからないというのが正直なところですm(_ _)m

 

日頃からできる調査対策としては、いつ調査が来てもいいように、不正のない適切な申告をしておくことですね。

「自分で管理するのが大変だよ」という方は、税理士に頼むのがおすすめです。

アフィリエイトの事業は、そんなに申告の手間がかからないので、費用も安く済むと思いますよ。

税理士ドットコムで税理士を探してみる

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アフィリエイターで申告していない人は今すぐ申告すべき

アフィリエイターで申告していない人は今すぐ申告すべき

もし、「アフィリエイトをやっているけど税務署に申告していない」という場合は、今すぐ申告すべきです。

いつ税務署が来るかわからないような状態で、日々生活するのはすごくストレスがたまります。

申告していない人には調査官も強く当たってきますが、申告してない分には何も言い返せないですよね。

 

また、無申告加算税の額にも差が出てきます。

無申告加算税がかかることもあります

本来申告すべきものを申告しないと、後になって申告した時に「無申告加算税」がかかります。

無申告加算税

  • 自主的に申告する⇒税額の5%
  • 調査を受ける⇒税額の15%
  • 調査で不正があったと認定される⇒税額の45%

不正がなくても10%、不正があれば40%も税額の差が出てきてしまうので、すぐに申告しましょう。

仮に税金が20万円だったら、2万円から8万円も無駄な加算税を払う必要が出てきます。

 

申告しないメリットは何もありません。

デメリットばかりなので、早く税務署に申告しておきましょう。

困ったら税理士に頼むのがおすすめ

「実は申告してないんだけど、全然知識とかなくて…」という人は、信頼できる税理士に頼むのがおすすめです。

税理士に頼んでおくと、税務調査の立ち合いもしてくれるので、調査官のプレッシャーが和らぎますからね。

ゼロから勉強するのは大変なので、税金のことは税理士に頼んで、自分はアフィリエイトに専念するのが賢い選択かと思います。

 

とはいえ、身近に税理士がいないケースも多いと思うので、そういう方は税理士ドットコムで探してみてはいかがでしょうか。

もしかすると、今後の節税策も提案してくれるかもしれませんよ。

何はともあれ、恐れることはない

僕は元税務職員ですが、調査をしていると相手が少し緊張してるのが伝わってくるんですよね。

その緊張は知識不足から来るものかなと思うので、日頃から少しずつ勉強しておくのがおすすめです。

 

税務署での5年間の経験を活かして、noteを書いていますので、「手っ取り早く税金の知識をつけたい」という人はぜひm(_ _)m

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