仮想通貨同士で損益通算はできる?所得内通算について解説します!

仮想通貨にはビットコインやイーサリアム、リップルを始めとした1,000を超える種類の通貨があります。

 

複数の銘柄に投資している人であれば、「ある通貨では利益が出ているけど、別の通貨では損をしている」人が大半だと思います。

 

そこで気になるのが、

「種類の違う仮想通貨同士って損益通算できるの?」

ということですね。

 

この記事では、「損益通算」と「所得内通算」というワードに触れた上で、種類が異なる仮想通貨同士の損益の通算について解説します。

 

! 注 意 !

あくまでも「税法を解釈したらこうなるのではないか?」というものなので、正確な情報を知りたい方は税務署などにお尋ねください。

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仮想通貨同士で損益通算はできる?所得内通算の話

 

Answer

仮想通貨同士で損益通算はできます。

例えば、BTC +10万円 ETH -5万円であれば、所得は10-5=5万円となります。

 

詳しい解説はこれからしていきますね。

所得の分類と損益通算について

所得って?

所得とは、簡単に言うと「利益」や「儲け」のことです。

所得税法では、所得を10種類に分類して利益の計算をします。

  1. 利子所得
  2. 配当所得
  3. 不動産所得
  4. 事業所得
  5. 給与所得
  6. 山林所得
  7. 譲渡所得
  8. 退職所得
  9. 一時所得
  10. 雑所得 ←仮想通貨はこの雑所得ですね(2018/4時点)

※青マーカーの所得が損益通算できる所得です。

 

損益通算とは、種類が違う所得同士の損益を通算できるという制度のことです。

 

例えば、

  • 事業所得がマイナス100万円の赤字
  • 給与所得が500万円の黒字

の場合、総所得は(-100)+500=400万円となります。

 

事業・不動産・山林・譲渡所得の計算上発生した損失は、他の所得と通算ができます。

この仕組みを「損益通算」と呼びます。

 

所得内通算の解説(仮想通貨同士の損益通算)

 

損益通算とは、種類の異なる所得同士で利益と損失をプラスマイナスする仕組みでした。

 

一方で所得内通算とは、同じ所得の中で損益を通算する仕組みのことです。

 

どういうことでしょうか?

イメージを用意しましたのでご覧ください。

 

つまり、「雑所得というカテゴリーの中で所得を計算するため、その中でプラスマイナスができる」ということですね。

イメージではビットコインとイーサリアムしか出ていませんが、リップルやビットコインキャッシュなどが入っていてもすべての通貨の損益を通算することができます。

 

この考え方を所得内通算といいます。損益通算とは別の考え方ですね。

「仮想通貨同士の損益通算」まとめ

 

○損益通算

  • 種類の異なる所得同士で損益を通算する制度
  • 損失が通算できるのは事業・不動産・山林・譲渡所得のみ
  • 所得税法に規定がある(所得税法第69条)

 

○所得内通算

  • ひとつの所得の中で損益を通算する制度
  • 同じ所得の中であれば、原則何でも通算できる
  • 所得税法上にこれといって規定はない

 

Q.「仮想通貨同士で損益通算はできる?」

A.仮想通貨の種類に関係なく通算ができます

 

! 注 意 !

あくまでも「税法を解釈したらこうなるのではないか?」というものなので、正確な情報を知りたい方は税務署などにお尋ねください。

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