フリーランスと税金の話。開業届から青色申告まで

フリーランスとして独立すると社会保険や税金などの手続きは自分でする必要があります。

会社員だとなかなか税金について考える機会は少ないですよね。

 

税金の知識がないと不安になるかもしれません。

「独立したら税務署に目をつけられる?」

「書類がありすぎて何を出せばいいかわからない」

 

しかし、何も焦ることはありません。

まずは税務署へ「開業届」と「青色申告」に関する書類を提出しましょう!

フリーランスが独立した時の税金の話

まずは「開業届」を提出しよう!

フリーランスとして独立すると、あなたは「個人事業主」になります。

個人事業主は文字どおり、個人で事業をしている人です。

独立=事業を開始することなので、まずは「開業届」を提出しましょう!

↓こちらのリンクから開業届をダウンロードすることができます。

開業届とは?

開業届とは、「私はこんな事業を始めました」と税務署に教えるための書類です。

本当にただそれだけの書類なので、公的なメモみたいな感じですね。

提出期限は開業してから1か月以内ですが、遅れてもペナルティはありません。

出せる時に片手間でサッと出しておきましょう!

◇開業届の豆知識

インターネットで調べると

  • 「開業届を出さないと赤字で確定申告することができません」
  • 「提出すると経費として計上できる支出が増えます」

という情報が出回っているのですが、まったくのガセです。

別に出さなくても確定申告をしていれば問題ないですが、一応出す決まりなので出しておきましょう!

開業届に記載すること

  1. 納税地 ⇒ 住所・事業所(事務所)の場所
  2. 名前
  3. 生年月日
  4. 個人番号(マイナンバー)
  5. 職業
  6. 屋号(ペンネーム・ライターネーム・お店の名前など)
  7. 所得の種類 ⇒ 事業所得
  8. 事業の概要(ライター・イラストレーター・エンジニア)

基本的にこれくらい書いておけば大丈夫です。

開業届の2ページ目(裏面)に記載の仕方が載っているので、そちらを確認しながら書いてくださいね。

 

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青色申告の手続きも一緒にしておこう!

白色申告・青色申告とは?

まず、「白色申告」と「青色申告」の違いについて整理しておきましょう。

フリーランス・個人事業主は、毎年1月1日から12月31日までの利益(=所得)と所得税の金額を、翌年3月15日までに自分で計算して税務署に申告する義務があります。

この手続きを所得税の確定申告といいます。

 

確定申告の仕方には白色と青色、2種類のグレードがあります。

例えば、白色⇒青色にするとこんなメリットがあります!

  • 所得から10万円 or 65万円の所得控除を差し引ける(税金が減る)
  • 赤字が出たときに翌年以後3年間に渡って繰り越せる
  • もしくは前年の所得から差し引くことができる
  • 家族に払った給与を全額経費にできる(条件付き)

などなど。

 

青色申告をするためには

青色申告をするためには2つの条件があります。

  • 青色申告の承認申請手続をして、税務署に認められること
  • 日々の売上や経費について帳簿に記録すること

①の青色申告の手続きについては、後で説明しますね。

帳簿を付けよう!

まずは②について。

フリーランスとして活動すると、日々売上が入金されたり、経費としてお金を使ったりすることが多々あります。

その売上や経費のお金の流れについて、後から見てもわかるように記録を「帳簿」として残しておかなければなりません。

 

帳簿というとちょっと難しいかもしれませんが、簡単にいうと「家計簿」です。

日々いくらお金が入ってきて、いくら出ていったのかを記録していくと、結果としていくら残ったのかがわかりますよね。

【帳簿のイメージ】
〇月△日 売上 100,000円
◇月◆日 交通費 300円

帳簿はノートに手書きで書いてもいいですし、エクセルで管理してもいいです。

最近では帳簿を簡単につけられる会計ソフトがたくさんあるので、まずは無料のものから試してみてもいいかもしれません。
そんなに難しいものではないですよ。

白色申告も青色申告もハードルは同じ

青色申告をすると、事業の所得から10万円か65万円を差し引くことができます。

65万円を差し引くためには会計ソフトなどを使い、複式簿記という記帳方法で「貸借対照表」を作成する必要があります。

貸借対照表を作成するには手間もかかりますし、ある程度の知識がないと難しいので、まずは65万円の控除ではなく10万円の控除を目指すのをおすすめします。

10万円の控除は言ってしまえば「青色申告の手続きをするだけで使うことができる」ので、青色申告の手続きはとりあえずしておきましょう。

 

ところで、青色申告では事業のお金の流れがわかるように帳簿をつけることが必要でした。

しかし、平成26年から白色申告でも帳簿を付けることが必要になりました。

つまり、実質白色申告と青色申告のハードルは同じなのです。

10万円と65万円の控除の間には差がありますが、白色申告と青色申告の間には既に差はありません

 

「青色申告ってよくわからないし、とりあえず白色申告でいいかな~」

と思うかもしれませんが、僕は「とりあえず青色申告にしておく」ことをおすすめします!!

 

事業をするのであれば遅かれ早かれ帳簿はきちんとつける必要が出てくるので、どうせなら最初からやってしまいましょう。

 

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青色申告の申請手続き

青色申告の手続きは「青色申告承認申請書」を税務署に提出するだけです。

提出期限は、

  1. 青色申告を開始する年分の3月15日まで
  2. 開業してから2か月以内

のどちらかです。

 

平成30年から青色申告をするのであれば、平成30年3月15日までに申請書を提出します。

しかし、3月15日を過ぎた5月1日に開業したのであれば、6月30日までに申請書を提出すればOKです。

 

青色申告承認申請書に記載すること

  1. 納税地 ⇒ 住所・事業所(事務所)の場所
  2. 名前
  3. 生年月日
  4. 個人番号(マイナンバー)
  5. 職業
  6. 屋号(ペンネーム・ライターネーム・お店の名前など)
  7. いつから青色申告をするか
  8. 所得の種類 ⇒ 事業所得
  9. 事業の概要(ライター・イラストレーター・エンジニア)
  10. 記帳の方法⇒複式簿記 or 簡易簿記(どちらでも可です)
  11. 現金出納帳・売掛庁・経費帳・預金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳

申請書に書いたことは絶対か、というとそうではありませんので、とりあえず埋められるところだけは埋めておきましょう。

あくまでも届け出るだけなので、後で変更してもOKです!

 

青色申告は大体承認される

青色申告は申請してから税務署に承認されるのを待つ必要があります。

しかし、過去に何かやらかしているわけではない限り、ほぼ100%承認されます。

承認されても何か通知が来るわけではないので、何も税務署から連絡がなければ承認されたものと考えてよいでしょう。

 

開業した時の税金の手続きまとめ

  1. 開業してから1か月以内に開業届を提出する
  2. 開業してから2か月以内に青色申告承認申請書を提出しておく
  3. わからなくても最低上2つのことはしておく
  4. 困ったら税務署に電話する

税金の話ってインターネットで調べてもなかなかわかりやすい情報がないんですよね。

困ったら税務署に電話するか、直接訪問することをおすすめします。

しかし、税務署は2月から3月にかけてすごく込みますので、行くのであれば確定申告期の以外がいいですね。

 

フリーランスはやることが多くて大変です。

しかし、それだけ自由度が高い働き方ですし、身に着けた知識は無駄になりませんので、手続きは「とりあえず」やってみましょう!

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