【未経験から】プログラミングの独学方法の手順まとめ【実践済み】

プログラミングを独学して転職したい人向けに、未経験からプログラミングを始める手順をまとめました。
目標は、3か月でWebサイト(ホームページ)が作れるようになること。
独学でWebサイト制作をマスターして、エンジニアになるための第一歩を踏み出しましょう。
この記事の内容をひととおりこなすことで、このようなサイトが作れるようになります。
これだけ作れれば転職もできますし、実際にプログラミング(Web制作)を仕事にできるようになります。
IT企業は業界として新しいので、働きやすい会社が多く、楽しく働けるのが特徴です。ぜひプログラミングを学習して、楽しく働ける環境を手に入れてください。
なお、プログラミングの概要をざっと掴むために、プログラミングスクールの無料体験を受けてみるのもアリです。
TechAcademyなら1週間の無料でプログラミングが体験できるので、「いきなりの独学は難しそう…」という方はぜひ無料体験を受けてみてください。
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プログラミングを独学して身につけるべきスキル・言語
プログラミングを学ぶ前には、いくつかの準備が必要です。
具体的には、以下の3つです。
- プログラミングを勉強する目的と期限を決める
- パソコンを買う
- 学ぶ言語と、使うソフトを簡単に覚えておく
上から順に説明していきます。
プログラミングを勉強する目的と期限を決める
プログラミングを勉強するにあたっては、「スキルを身につけて今よりも働きやすい環境に転職する」のように具体的なイメージを持っておきましょう。
また、プログラミングは1年なんて時間をかけなくても、基礎は十分に習得できます。
まずは3か月から半年を目安として勉強していきましょう。
パソコンを買う
当然ですが、プログラミングはパソコンがないとできません。
「自分専用のパソコンを持っていない」という方は、まずパソコンを買いましょう。
パソコンにはWindowsが搭載されたものとAppleのMacBookなどがありますが、どちらか好きな方を買いましょう。
個人的にはWindowsが搭載されたHP(ヒューレット・パッカード)というメーカーのものをおすすめしたいです。安くて質の良いパソコンが手に入ります。
パソコンの中には2万円~4万円くらいで売っているものもありますが、価格の低いパソコンは性能が良くないので、最低でも6万円くらいのパソコンを買いましょう。
学ぶ言語と、使うソフトを簡単に覚えておく
プログラミング学習では、主に「プログラミング言語」というものを勉強していくことになります。
具体的なプログラミング言語は以下のとおりです。
- HTML/CSS:Webサイトの形と見た目を作る言語
- Javascript/jQuery:HTML/CSSで作ったWebサイトに動きをつける
- Bootstrap:HTML/CSS/jQueryを扱いやすくしたもの(フレームワーク)
- PHP:Webサイトのデータを扱う言語
- WordPress:Webサイトの管理や更新をしやすくするためのツール(CMS)
この記事では、最初のHTML/CSSからWordPressまでを順番に学んでいくことになります。
最初からすべてを理解する必要はありません。勉強しながら「ふむふむ」と、なんとなく理解しながら進めていきましょう。
言語の詳しい説明は「【初心者向け】Web製作をする上で学ぶべきプログラミング言語【図解あり】」で詳しく解説していますので、もし興味があれば見てみてください。
ちなみに、プログラミングを勉強する際は、テキストエディタとFTPソフトというソフトをメインに使っていくことになります。
- テキストエディタ:プログラミング言語を書くためのソフト。Sublime TextやVS Codeなど。
- FTPソフト:プログラミングで作ったデータをサーバーに上げるためのソフト。FFFTPやFileZillaなど。
今の段階では、特にテキストエディタとFTPソフトについて理解しておく必要はありません。
「そんなソフトがあるんだな」という程度の理解でOKです。
プログラミングの独学方法【手順と教材を紹介】
ここからは具体的なプログラミングの独学方法を解説していきます。
主に以下の順番で学習を進めていくことになります。
- HTML/CSS
- JavaScriptの基礎/jQuery
- Bootstrap
- PHPの基礎
- WordPress
正直言って、それなりに量が多いのですが、一度にすべてを覚える必要はないので、無理のないペースでコツコツと進めてみてください。
ちなみに、この記事では僕が実際に使ったサービスや本をもとにして、プログラミングの独学方法を解説しています。
勉強を進めていくうちに「本当にこのやり方で合ってるのかな」と不安になることがあるかもしれませんが、実際に成功している方法なので、安心して進めてください。
①HTML/CSS:Webサイトの見た目を作る
HTML/CSSとは、Webサイトの見た目を作るための言語です。
HTML/CSSは見た目に現れるのでわかりやすいし、プログラミング言語の中では簡単な方です。
HTML/CSSの独学方法は、「HTMLとCSSを独学するための3ステップ【初心者OK】」で詳しく解説していますので、まずはそちらを見てください。
②Javascript/jQuery:Webサイトに動きを付ける
HTML/CSSの基礎知識が身についたら、Webサイトに動きをつけるための言語であるJavaScript/jQueryを学習しましょう。
jQueryはJavaScriptを書きやすくしたライブラリと呼ばれるものです。
JavaScriptをそのまま書くと結構難しいのですが、jQueryは初心者にもわかりやすくできているので、jQueryを中心に学ぶのがおすすめです。
JavaScriptとjQueryの学び方は、「【Web制作】JavaScriptとjQueryの独学方法をゼロからまとめました」にまとめています。
③Bootstrap:Web制作に便利なフレームワーク
HTML/CSS,JavaScript/jQueryの次はBootstrapを学びます。
BootstrapはTwitter社が開発したもので、プログラミングのフレームワークと呼びます。少しの記述だけで簡単に今っぽいデザインを作ることが可能です。
Bootstrapを実際の仕事で使うことはそこまでないですが、フレームワークを使うのは楽しいですし、Bootstrapを学ぶことでHTML/CSSとJavaScriptの理解がかなり進みます。
Bootstrapは、ドットインストールとUdemyという動画教材を使って学習するのがおすすめです。
ドットインストール
ドットインストールとは、プログラミングを動画で学べる国産のサービスです。
月額980円を払うことで、プログラミングに役立つあらゆる動画を見ることができます。
有料なのが少しネックですが、プログラミングの本は2,000円~3,000円くらいしますので、それと比べると安い方です。迷わず課金しましょう。
Udemy「Bootstrap 4 From Scratch With 5 Projects」
Udemy「Bootstrap 4 From Scratch With 5 Projects」
Udemyとは、世界最大級の動画学習サービスです。
Bootstrapは日本語の情報があまりないので、英語の動画で学ぶことをおすすめします。
Udemyの使い方や教材を安く買う方法などは、「【コスパ良し】Udemyの動画をセールで安く買う方法を解説」にまとめています。
ただし、それだけでは更新のしにくいサイトができてしまうので、PHPとWordPressを使って、更新のしやすいサイトを作っていきます。
④PHP:Webサイトを動的に扱えるようにする
HTML/CSSからBootstrapまでを学習したら、次はWordPressを扱うための学習をします。
WordPressはPHPという言語で動いていまして、HTML/CSSよりも難しくなります。とはいえ、HTML/CSSとJavascriptを勉強すれば、ある程度は理解できるはず。
あくまでもPHPはWordPressを扱うために勉強するだけなので、最低限の理解があればまずはOKです。
Progate
まずはお馴染みのProgateで学習します。
ProgateのPHPコースを2週くらいすれば、PHPの基礎はなんとなく身につくと思います。
深いところまで理解する必要はなくて、「HTMLの中に埋め込んで使うんだな」という程度でOKです。。
いきなりはじめるPHP
PHPはオフラインで動かすために、ローカル環境の構築という作業が必要になります。
俗に「環境構築」と言いますが、この環境構築は割と挫折しやすいポイントです。
WindowsだとXampp・MacだとMAMPというソフトがあるのですが、そのソフトを使うと、オフラインでPHPを動かすことができます。
「いきなりはじめるPHP」は環境構築と、PHPの基礎をかなり詳しく解説してくれるので、とてもおすすめです。
Progateとこの本だけでPHPの基礎理解は十分なので、次はWordPressの学習に移ります。
⑤Wordpress:Webサイトを更新・管理しやすくする
HTML/CSS,JavaScript/jQuery,PHPまでを学習すると、WordPressが扱えるようになります。
WordPressとは、ひとことで言うと「Webサイトを簡単に更新できるようにするツール」です。CMSといいます。
WordPressの学習は、「HTML/CSSで作ったページをWordpressで使えるように変換する」というイメージです。
初心者にとってはかなりハードルが高く感じるかもしれませんがが、基礎はそこまで難しくないです。いい教材が見つけにくいだけですね。
WordPressを学ぶ上でおすすめなのは、ドットインストールとWordpressレッスンブックです。
ドットインストール
ProgateにはWordpressのレッスンがないので、ドットインストールを使います。
ドットインストールでは、本当にシンプルなWordpressサイトを作っていくイメージです。
たぶん、何やってるかよくわからないと思いますが、最初はそれでOK。
「なんとなくファイルを分割してくっつけるんだな」というレベルの理解ができれば、まずは上出来です。
WordPressレッスンブック
WordPressはわかりやすい教材がとにかく少ないのですが、このWordpressレッスンブックはとてもわかりやすいです。
内容は簡単すぎるくらいですが、基礎の知識はこれで十分身につくはずです。
WordPressの基礎理解としてはとても良書なので、詳しくは『WordPressレッスンブック』の内容を紹介!【初心者向け】を見てみてください。
WordPressの教科書
WordPressはいろいろとカスタマイズできる要素が多く、とても奥が深いです。
WordPressの教科書は、そんなWordpressの奥深さを教えてくれる内容になっています。
ただ、解説は全然わかりやすくないし、初心者向けの本ではないです(例:急に専門用語が出てくるけど、解説がないまま話が進む)。
正直に言うと、「初心者がやる必要はない」という印象ですが、将来のことを考えるとやっておいてもいいですね。
1冊持っておくとどこかで役立つかもしれないので、買っておいてもいいと思います。
⑥ひととおりスキルを身につけたら転職する
ここまでの流れをひととおり終えると、WebサイトをWordPressを使って作れるようになっているはずです。
プログラミング学習はとにかくわからないことが多いのですが、わからないことを自分で調べて解決することで、自走力が身につきます。
いつまでも独学するより、実務の中で学んでいく方が圧倒的に効率的です。
僕もここまで学習したところでWeb制作会社に就職しましたが、仕事はなんとかこなせていました。もちろん、仕事をしていてわからないことも多かったですが、それでもなんとかなります。あとはやるか・やらないかだけです。
転職するには転職エージェントを使うのがおすすめちなみに、転職するにあたっては転職エージェントを使うのがおすすめです。
プログラミングを独学するにはかなり体力を使います。そして、転職活動はプログラミングの独学と同じくらい体力を使います。
なので、転職活動は転職エージェントにサポートしつつ進めることで、後悔のない転職ができるようになるはずです。
僕はプログラミングの独学に少し疲れていたこともあり、転職エージェントにサポートしてもらいながら転職活動を進めました。完全無料で使えるので、まずは登録して話を聞いてみるのがおすすめです。
- リクルートエージェント|転職成功実績No.1の転職エージェント:大手の転職エージェント。僕もリクルートエージェント経由で転職しました。
- ワークポート|IT・Web業界に強い転職エージェント:IT/Webに特化した転職エージェント。大手では扱わない求人も。
- 転職エージェントのマイナビエージェント|人材紹介・転職サイト:こちらも大手。リクルートと一緒に登録しておいて、使いやすい方を使うのが良いかなと思います。
※完全無料で使えるので、悩む前に登録して話を聞いてみるのがおすすめです。
プログラミングの独学方法まとめ
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
独学は辛いですが、続ければ続けるほどスキルアップを実感できて楽しくなります。
僕はお金がなかったので独学しましたが、余裕があるならプログラミングスクールに行くのは、選択肢としてアリです。
おすすめのプログラミングスクールは「【現役エンジニアが勧める】おすすめのプログラミングスクール3つ【厳選】」でまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
あなたのこれからがより良いものになることを願っています。ぜひ始めの一歩を踏み出して、より良い人生を歩んでください。
まずはTechAcademyの無料体験がおすすめプログラミングをいきなり独学するのは大変なので、まずはプログラミングスクールの無料体験を受けるのがおすすめです。
もし、気に入ればそのままプログラミングスクールに通ってもいいですし、まずは無料でプログラミングのイメージを掴んでみましょう。