こんばんは、(元)税務職員の氷犬です。

税金って誰にでも関係のあることなのに、なんでわかりやすい情報が見つからないの?
こんな疑問に答えます。
- わかりやすい税金の情報が見つからない理由【発信する人がいない】
- そもそも税金の仕組み自体がわかりにくい
- でも所得税の仕組みと経費のことだけわかっておけばOKです
わかりやすい税金の情報が見つからない理由【発信する人がいない】

インターネットで税金のことを調べても、検索結果にわかりやすい記事が上がってくることってほとんどないですよね。
国税庁のホームページ・税理士のホームページ・会計事務所のページはありますが、「読もうと思えば読めるけど疲れるなぁ…」という感じ。
なぜ、税金についてわかりにくい記事ばかりなのかというと、「わかりやすく発信する人がいないから」ですね。
ぶっちゃけ税金のことってわかりやすく発信したところで、それ自体がお金になるわけでもないし、発信するメリットがあまりないんですよね。
少し残酷な事実ですが、「儲からないことをわざわざ読者目線で書く必要はない」ということになります。
税金の知識でお金を取ることが難しいのも理由のひとつ
税金の仕事は法律で守られていまして、「税理士資格を持っていない人が他人の確定申告書を作ったり、個別の相談に乗ったりしてはいけません」と決まっています。
なので、税金のことでお金を取るのって実は結構難しいです。
税理士とか弁護士とかいわゆる士業って呼ばれる仕事は、法律扱うので資格持ってない人が個別事例の相談とかに乗るのってアウトなんですよね(-_-;)
まあ、一般的な話だったらしても問題ないので、ブログ書くぐらいはできるかなと。
実は税金の知識って単体ではマネタイズしにくいという罠があります😥
— 氷犬@Web系エンジニアになるブロガー (@icedog_410) 2018年7月8日
あと、わかりやすく発信するためのノウハウが業界の中にないのもありますね。
まあ、意外と古臭い体質の業界なんです(-_-;)笑
-スポンサードサーチ
そもそも税金の仕組み自体がわかりにくい
税金の制度や仕組みは全部法律に書いてあります。
ただ、法律ってかなり難しい日本語を使っているので、普通の人はまず読めません(-_-;)
特に税法は読みにくさナンバーワンと言っても過言ではないです。
税金のことって調べても「正直何言ってるかよくわからない」と思うんですが、法律っていう高度な日本語がベースだからなんですよね。
ネットでわかりやすく発信するのって発信側にメリットがあまりないし、ぶっちゃけ読ませる気のない文章が多い😔笑
(画像は条文の例) pic.twitter.com/g6yR5jsozY
— 氷犬@Web系エンジニアになるブロガー (@icedog_410) 2018年7月8日
(普通なら条文というだけで体が拒否反応を起こす)
もともと難しいものをわかりやすく発信すること自体が難しいし、メリットがないなら発信する人がいないのもある意味仕方ないのかもしれません。
学校や会社で教えてくれるわけでもないけど、調べてもわかりにくい。
すごく矛盾してるんですが、これが現状ですね。
でも所得税の仕組みと経費のことだけわかっておけばOKです
税金のことは本気で調べようとするとキツイですが、知っておくべきことは意外とシンプルで、3つしかありません。
- 所得税の仕組みは「収入ー必要経費=所得」
- 経費を適切に計上することで節税になる
- ふるさと納税を活用すると〇
所得税で覚えておくことは3つだけ。
①「収入 ー 必要経費 = 所得」という仕組み
②必要経費を適切に計上する
③ふるさと納税を活用するこれだけわかっていれば、何も知らないよりは有利に立ち回れるかなと思います😊
— 氷犬@Web系エンジニアになるブロガー (@icedog_410) 2018年7月9日
所得税の仕組みと経費については過去にこんな記事を書きました。
経費が使えるビジネスを立ち上げよう【ブログとか】
税金の知識を有効活用するには、「所得税の仕組みを軽く理解した上で、経費が使えるビジネスを立ち上げればOK」です。
これだけならそんなに難しくないはず…
- ブログ
- アフィリエイト
- プログラミング
- イラスト
- ライター など
※要するにアルバイトやサラリーマン以外
サラリーマンで給与所得しかない人は自由に経費を使うことができないので、あまり税金のことを調べるメリットはないかなと思います。
理由→サラリーマンの経費は自動計算。5分でわかる「給与所得控除」
-スポンサードサーチ
僕に聞いてくれればできる範囲で答えます

税金については自分で調べられるのがベストなんですが、調べるための環境が整ってないので、ゼロから調べるにはハードルが高いです。
TwitterのDMとかで僕に聞いてくれれば、答えられるものは答えるし記事にしますので遠慮なく聞いてもらえればと思います。
また、このブログには税金カテゴリーがありますので、そちらも参考にしてみてください。
税務署で働いて得た経験と知識って「もしかして唯一無二かも?」と思い始めてきた。
ブログにしろプログラミングにしろ仮想通貨にしろ、全部と掛け合わせられるっぽい。
せっかく持ってる税金の知識、積極的に活かしていきたいなー(-_-)
— 氷犬@Web系エンジニアになるブロガー (@icedog_410) 2018年7月8日
有料note「誰でもわかる税金の入門マニュアル」を出します
なんとなく一般の方が持ってる税金の知識がわかってきたので、近々有料noteを出そうと思っています。
対象としては「自分でブログを立ち上げたりフリーランスになったりして間もない人」を想定。
値段の目安としては、10,000文字で200円~300円くらいにしようかなと。高くても500円くらいにします。
僕が5年間税務署で働いて得た知識やノウハウ的なところを書きますので、興味のある方はぜひ買っていただければ役に立つはずです(^_^)
7月中には出しますのでどうぞお楽しみにm(_ _)m
「わかりやすい税金の情報が見つからない理由」まとめ
- わかりやすく発信する人が業界にいない
- 稼ぎにくいので発信側にあまりメリットがない
- でも所得税の仕組みと経費のことだけわかっておけば十分
私は、税務大学校にいます。毎日、辞めたいと思い、ストレスで夢を見ることが増え、自殺をする気は無いですが、考えてしまったり、出来るなら殺して欲しいなと思ってしまったりしています。IT関係の仕事に就きたいと思うようになり始めました。パソコン関係は好きな方です。少なくとも、税法を勉強するよりはやりがいがあります。そこで、相談があるのですが、自分は好きな仕事と思われる方を選ぶか、このまま安定を取るか迷ってます。私は、研修中なので税法もついてませんし、実務ありません。やはり、三年は続けべきなのでしょうか?可能なら病気にでもなって、辞めざるおえない状況を望んだりしている状態です。