Wantedlyを使うと会社にばれる?転職に活用する時の注意点を解説します

Wantedlyを使いたい人
今度、Wantedlyを使って転職することを考えています。

ただ、Wantedlyを使うと今いる会社の人にバレないかが不安。

Wantedlyを使うと会社にバレるのか、そしてWantedlyを転職に使う時の注意点があったら知りたい。

こんな疑問に答えます。

結論から書くと、Wantedlyを使うと今いる会社の人にバレる可能性はあります。

なぜなら、Wantedlyには「企業側からのスカウト」という機能があり、同じくWantedlyで人を探している企業であれば、そのスカウト機能に引っかかることがあるからです。

もし、今働いている会社が自分と似たポジションの人を探しているのであれば、Wantedlyを使っていることはバレてしまうでしょう。

この記事では、「Wantedlyを転職に使うと会社にバレる理由」と「Wantedlyを転職に使う時のポイント」の2点を解説します。

僕は過去にデザイナーとして、Wantedlyを使って転職活動を進めたことがあるので、これからWantedlyを使って転職活動をしようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

もし、会社にバレるリスクを抑えたいのであれば、リクルートエージェントワークポートといった転職エージェントを使って転職することをおすすめします。

Wantedlyを使うと、会社にばれる可能性がある理由

Wantedlyは、個人と企業のSNSという位置付けです。

そのため、個人が企業を探すこともできるし、企業側が個人を探すこともできます。

ちなみにWantedlyの企業向けのサービスをWantedly Adminと言うのですが、公式サイトに「スカウトで人材を探せる」という機能がしっかり書かれています。

そして、Wantedlyを使うと会社にばれる可能性がある理由は、以下の2つです。

  1. 企業が人材を探せるスカウトという機能がある
  2. 名前で検索すると、プロフィールが出てきてしまう

①企業が人材を探せるスカウトという機能がある

企業向けのWantedly(Wantedly Admin)には、人材を検索できるスカウトという機能があります。

職種・地域・プロフィールやアカウントのアクティブさなどで検索でき、企業が直接声をかけることができるんですね。

もし、今働いている会社が自分と同じようなプロフィールの人を探すと、自分が出てきてしまう可能性があるのです。

例:自分が東京のRubyエンジニアだった場合、企業が「エンジニア・関東・Ruby」で検索すると、自分が出てきてしまう

Wantedlyには「プロフィールの公開範囲を設定する」という機能があるのですが、企業側にプロフィール隠すことはできないので、ばれる可能性はあります。

②名前で検索すると、プロフィールが出てきてしまう

Wantedlyは本名で登録することが推奨されています。匿名だとマッチングがしにくいためです。

本名で登録すると、Googleで検索した時にWantedlyのプロフィールページが出てきてしまうので、「Wantedlyを使っていること」がばれます。

「Wantedlyを使っている=転職したい」ではありませんが、会社によっては「この社員は転職したいと思っているのだろうか」と思われる可能性はあります。

Wantedlyでは企業のブロックができない

転職サイトや転職エージェントだと、「自分のいる企業をブロックする」機能がありますが、Wantedlyにはその機能がありません。

Wantedlyは転職サイトではなく、個人と企業のSNSという位置づけなので、そこまでハードな機能を設けていないのだと思います。

プロフィールの公開範囲を設定する」「スカウトを受け取るかどうかを設定する」という機能はあるものの、ばれないことは保証されないので注意が必要です。

Wantedlyを転職活動に使う際の注意点2つ

Wantedlyを使うと会社にばれる可能性はありますが、それでも「Wantedlyを使いたい」という方向けに注意点を2つ解説します。

実際に使ってイマイチだと感じたポイントなので、これから使う方はぜひ参考にしていただければと思います。

  1. 変な企業が登録している可能性がある
  2. 採用に至るまでは通常より時間がかかる

①変な企業が登録している可能性がある

Wantedlyは個人が企業を探すサービスでもありますが、企業が月額数万円から人材を探せるというサービスでもあります。

ポイントは、月額数万円からと比較的安いところ。

企業が転職サイトや転職エージェントを使う場合、1人採用するのに数十万単位でかかりますが、Wantedlyだと数万円で済みます。

安く済むということは、その分変な企業も紛れ込んでいることもあるので、注意が必要です。

実際に僕が当たった会社で、情報商材を販売している怪しい会社がありました。明らかにやばい人が面談に出てきたので、そういう企業に当たった時は気を付けてください。

②採用に至るまでは通常より時間がかかる

Wantedlyは、転職サイトや転職エージェントと比べて、ラフな求人系のサービスです。

Wantedlyを通じて採用に至るまでの流れは以下のとおり。

  1. 企業にエントリーするorスカウトが来る
  2. 面談する
  3. 相性が良ければ面接をする
  4. 採用

ポイントは②の「面談」で、採用面接の前にひと手間かかるんですね。

「選考を受ける前に企業との相性をチェックできる」というメリットもあるのですが、それでも時間がかかるのはネックです。

半年くらいかけてラフに転職活動をしたい場合は別ですが、2~3ヶ月で転職を決めたい場合はWantedlyのスピード感は合わないかもしれません。

Wantedlyは転職エージェントと併用するのがおすすめ

Wantedlyだけを使って転職活動を進めても良いのですが、転職する気持ちが強いのであれば、転職エージェントと併用して使うのがおすすめです。

Wantedlyは比較的スタートアップやベンチャーといった会社が多いものの、それ以外の会社は少ない印象です。

転職エージェントにしか求人を出していない会社も多いので、Wantedlyと転職エージェント、両方を使って転職活動をするとフラットに求人を探せます。

良い会社を探すためには、できるだけ多くの求人を見ることが重要です。

僕はWantedlyと同時に以下の3つを使って、結果的にリクルートエージェントで良い会社に転職することができました。

エージェントとの面談も電話で済む時代なので、ぜひうまく活用しながら転職活動を進めてみてください。

※完全無料で使えるので、悩む前に登録して話を聞いてみるのがおすすめです。

もし、Wantedlyについて詳しく知りたい場合は、Wantedlyヘルプセンターがあるので、そこから調べてみると良いでしょう。

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