Wantedlyで転職したい人向けのスカウト/プレミアムスカウトの情報まとめ

Wantedlyで転職したい人
Wantedlyを使って転職したいと思っています。

Wantedlyにはどうやら企業からのスカウト機能があるらしいけど、どういう仕組みになっているんだろうか。

あと、スカウトが来ない時に見直すべきポイントがあれば教えてほしいです。

こんな疑問に答えます。

先に結論から話すと、初めてWantedlyを使うならスカウトに期待するのはおすすめしません。

スカウトは何回かWantedlyを使ったことのある人向けの機能です。

この記事では、実際にWantedlyを使ったことのある経験から、Wantedlyのスカウトとプレミアムスカウト機能の情報をわかりやすく解説していきます。

Wantedlyのスカウト/プレミアムスカウトとは?

Wantedlyとは、個人と企業のマッチングサービスです。

個人が企業を探すという印象が強いかもしれませんが、企業が個人を探すこともできます。

企業が個人を探し、「うちの話聞いてみませんか?」とメッセージを送る機能が「スカウト/プレミアムスカウト」です。

※企業向けのサービス「Wantedly Admin」では、スカウト機能が推されている

スカウトとプレミアムスカウトの違い

スカウトとプレミアムスカウトの違いは、「企業がどれだけお金をかけているか」です。

企業向けのWantedlyには、ライト・ベーシック・プレミアムの3プランがあります。

このうち、プレミアムプランに加入している企業がするスカウトが「プレミアムスカウト」、ベーシックプランの企業がするのが通常の「スカウト」です。

求人系サービスの中では安いとはいえ、それなりに値が張るので、プレミアムスカウトをしている企業は採用への本気度が高いと言えるでしょう。

プレミアムスカウトが来ると、他の企業より目立って見える

僕は何件かプレミアムスカウトをもらったことがあるのですが、他の企業のスカウトより上位に表示されます。

そして、「プレミアムスカウト」と表示されるので、少しだけテンションが上がります笑

ただ、プレミアムスカウトだからといって選考に有利になるわけではないです。あくまでも企業がプレミアムプランに入っているというだけです。

プレミアムスカウトでも雑な対応をされることがある

プレミアムスカウトが来ると、「企業も丁寧な対応をしてくれそう」と思いますよね。でも、必ずしもそういうわけではありません。

ここで、僕の経験談を簡単にお話しします。

六本木のとある企業からプレミアムスカウトをもらって面談に行ったのですが、なぜか人事担当者がおらず、よくわかっていない別の担当者が面談に出てきたことがありました。

担当者
えーと、今日はどういうご用件で来られたのでしょうか?
自分
いえ、スカウトされたので来たのですが…

当然、微妙な空気が流れました…

なので、プレミアムスカウトが来ても別に大したことはないです。

スカウトが来たからといって、採用が保証されているわけではない

また、企業のスカウトはあくまでもラフな感じで来ます。

スカウトとはいっても、「本気でうちに来てほしい!」というわけではなくて、「少しお話しでも」という感じです。

実際、スカウトが来た個人の返信率は14%~26%くらいらしく、企業もスカウトしたからといって必ずしも返信が来るわけではないようです。

なので、「スカウト」という名称ではありますが、本格的なスカウトではなく、ラフな声掛けくらいの印象を持っておきましょう。

Wantedlyのスカウトが来ない時に見直したいポイント

僕の経験上、スカウト機能はさほど良いものではありません。転職も決まらない印象です。

それでも「スカウトされてみたい」という方向けにスカウトされるためのポイントをまとめます。

  1. 本名で登録する
  2. プロフィールをしっかり書く
  3. 企業が望まないことを書かない

①本名で登録する

Wantedlyには、任意の名前で登録することができます。

ただ、スカウトを受けたいのであれば、必ず本名(漢字)で登録しましょう。

将来スカウトされた企業で働く可能性もあるわけですから、まずは自分が何者なのかをはっきりさせるのが大事です。

間違ってもハンドルネームとか偽名では登録しないことですね。

②プロフィールをしっかり書く

プロフィールの項目はすべて埋めましょう。

特によく見られるのは、以下の項目です。

  • 紹介文
  • このさきやってみたいこと
  • スキル・特徴
  • 言語
  • ポートフォリオ・作品

「これまでどういう経験を積んできたか」「今後、何をしたいのか」の2つが大事です。

スキルと今後の展望が会社の望むものにマッチしているほど、スカウトされて採用される確率が上がります。

また、自分の行きたくない企業からスカウトされることも減ります。

転職活動をする時に、履歴書に空白は作らないですよね? それと同じようにプロフィールはしっかり埋めましょう。

③企業が望まないことを書かない

Wantedlyは「採用したい企業が使うサービス」です。

もし、本気で採用されたいのであれば、企業が望まないことを書かないようにしましょう。

よくありがちなのが、プロフィールに「独立したい」「お金を稼ぎたい」と書くことです。

企業は社員を独立させたり、個人でお金稼ぎをさせたりするために雇うわけではありません。

あくまでも会社のために貢献してくれそうな人を探しているので、もし思っていても企業にとってネガティブなことは書かないことが大事です。

Wantedlyのスカウトは断ってもOK

プロフィールをしっかり書いてWantedlyをよく使うと、それなりにスカウトが来るようになります。

体感ですが、登録して3日も経てばチラホラ届き始めます。

ただ、スカウト(プレミアムスカウト)の中には、興味が持てない企業からスカウトが来ることもあります。

なので、スカウトが来たからといって無理に面談する必要はありません。断ってしまってOKです。

最悪無視でも仕方ない

また、「スカウトが多すぎて断るのがめんどう…」ということもあると思います。

そんな時は、最悪無視してしまっても仕方ありません。

断るのに時間を取られて、自分の転職活動が進まないのは双方にとって良いことではないでしょう。

できれば丁寧に断れればいいのですが、無視してしまったからといって罪悪感を覚える必要はないです。

企業からのスカウトを受け取らないこともできる

もし、企業からのスカウトが届きすぎる場合は、スカウトを受け取らないこともできます。

プロフィールの右側から設定できます。

「何通でも受け取る」「月5通まで受け取る」「受け取らない」の3択があるので、状況に応じて設定しておくのがおすすめです。

転職するならWantedlyと転職エージェントの併用がおすすめ

Wantedlyのスカウト/プレミアムスカウト機能について、よくある疑問への回答をまとめてきました。

企業も採用には必死なので、少しでも興味があれば、スカウトしまくっているのが実態としてあります。

また、スカウトされたからといって必ずしも採用されるわけではないので、「交通費と時間をかけていったのに何にもならなかった…」ということもあります。

転職エージェントも併用すると、より多くの企業と話せる

採用の前に面談できるのがWantedlyのメリットではありますが、「時間がかかる」というデメリットもあります。

もし、転職への本気度が高ければ、転職エージェントも併用して転職活動を進めるのがおすすめです。

「Wantedlyには出していないが、転職エージェントには出している」という企業の方が圧倒的に多いので、可能性を広げるためにも転職エージェントを使うことを推奨します。

僕はWantedlyと同時に以下の3つを使って、結果的にリクルートエージェントで良い会社に転職することができました。

Wantedlyは良いサービスですが、企業の探し方はひとつではないので、いろいろ組み合わせながら良い転職活動にしてみてください。

※完全無料で使えるので、悩む前に登録して話を聞いてみるのがおすすめです。

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