Webマーケティング会社の種類は5パターン【転職活動の参考にどうぞ】

こんばんは、氷犬です。

こんな疑問に答えます。
Webマーケティング会社とひとくちにいっても、その事業内容は様々です。
コンサルであったり、広告の運用代理であったりしますが、業界の外の人にとっては違いがわかりにくいと思います。
この記事では、Webマーケティング会社を5パターンに分けてざっくり解説していきます。
就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。
この記事の内容
- Webマーケティング会社の種類と事業内容5パターン
- 未経験からでも転職しやすいWebマーケティング会社とは
なお、この記事を書いている僕は未経験からWebマーケティング会社に転職して働いています。
一旦業界の中に入ると、いろいろ見えてくるもので、業界外の方の参考になればと思い、まとめてみました。
Webマーケティング会社の種類と事業内容5パターン
Webマーケティング会社の種類と事業内容は、ざっくり分けると以下の5パターンです。
- SEOコンサル
- 広告運用代理
- SaaS(サブスクリプション)
- SNS運用
- 自社メディア運営(アフィリエイト)
最初の4つが支援会社で、最後の1つが事業会社ですね。
複数の事業を手掛けている場合もありますが、酒類としては5パターンになります。
①SEOコンサル
SEO(検索エンジン最適化)のコンサルティングを手掛ける会社です。
主にクライアントのサイトの検索順位を上げるような施策を考え、実行するという事業をしています。
たとえば、「税金 確定申告」などのキーワードで上位を取るために、コンテンツを企画し、作成してアップロードするといった具合です。場合によっては、サイト内のHTML改善などの指示も行います。
余談ですが、SEOのコンサル会社は歴史的にダークな一面を持っており、評判があまり良くなかったりします。ただ、最近では、そういう後ろ向きな印象を払拭するため、クリーンな事業に取り組んでいる会社が多い印象。
参考リンク②広告運用代理
GoogleやYahoo!のリスティング広告や、Facebook・Instagram広告などの出稿型広告の運用代理をする会社です。
企業が運営している広告の運用方法を見直して、運用数値を改善し、事業を伸ばすサポートをするというもの。
SEM(検索エンジンマーケティング)とかSNS広告といったワードとなじみが深いですね。
イメージとしては、SEOコンサルと対を為す印象です。真逆とまでは言いませんが、事業の内容はかなり違うかなと思います。
広告運用代理の会社の例- ソウルドアウト:自社メディアのLISKULが有名
- キーワードマーケティング
③SaaS(サブスクリプション)
Saasとは、Software as a Serviceの略。サービスのためのソフトウェア(ツール)という意味ですね。
SaaSを扱っている会社とは、自社で開発したマーケティングツールを売る会社のことです。
たとえるなら、GmailやYahoo!メールのサービスを有料で提供するような感じですね。売り切りではなく、月額制の定額課金(サブスクリプション)モデルを採用しているところが多いと思います。
SaaS型の会社の例- ベーシック:ferret OneというWebマーケティングツールを扱っています。Webメディアのferretはかなり有名。
- Faber Company:MIERUCAというSEOツールを扱っています。
④SNS運用・コンサル
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSの運用やコンサルティングを手掛ける会社です。
SNSの運用というとピンと来ないかもしれませんが、Twitterでいうなら、フォロワーの数やエンゲージメントを増やして、企業自体やサービスの認知につなげるといったイメージです。
正直僕もSNSマーケティングには詳しくないのですが、「認知にお金を払える=PRにお金を払える」ということで、比較的予算のある企業相手のサービス提供になるかと思います。
SNS運用・コンサルの会社の例⑤自社メディア運営(アフィリエイト)
自社メディアの運営を事業としている会社です。
収益源はメディアへの広告掲載料や、メディア経由による顧客獲得のキックバックなど。難しくいいましたが、要はアフィリエイトだと思ってもらえればOKです。
Googleで検索していて、「何かクオリティが高いな」と思うメディアがあったら、企業が運営しているメディアであることがほとんど。
気になったら運営会社のページを覗いてみると良いですよ。よくサイトのフッターに設置してあります。
自社メディア運営の会社の例別枠:事業会社のインハウス担当(専属)
Webマーケティング会社ではありませんが、事業会社のWebマーケティング担当というポジションもあります。インハウス(in-house)と言ったりします。
転職サイトで「Webマーケティング」と検索をかけると、支援会社と事業会社が同じ括りで引っかかってきて少し紛らわしいです。
なので、「そういうポジションもありますよ」と、一応紹介しておきます。
Webマーケティング会社は未経験からでも転職しやすい
Webマーケティング業界は未経験からでも転職しやすい業界です。
というのも、Webマーケティングの歴史自体が浅くて、業界全体が若いからですね。経営者が20代・30代なんてことも普通にあります。
Web広告の予算が右肩上がりである現状、将来的にも明るい業界かなと思います。
参考:日本の広告費の推移グラフ
未経験からでも転職しやすいWebマーケティング会社とは
結論からいうと、全部ですね。
全部というと語弊があるかもしれませんが、転職活動中に面接を受けていて、そこまでスキルは求められていない印象を受けました。
そもそも転職自体、本人の素質やこれまでの積み重ね次第なので、「人による」というのが正直な感想です。
強いていうなら、社員が数人とかの会社は即戦力でないと入りにくいかなと思います。
Webマーケティング会社の求人の探し方
Webマーケティング会社の求人を探す方法は、以下の2つです。
- 転職サイトや転職エージェントを探す
- Webマーケティング会社の公式サイトから探す
リクナビNEXTやGreenのような転職サイトや、リクルートエージェントやマイナビエージェントのような転職エージェントから探す方法です。
メリットとしては、とにかく数を見れることと、フラットに見れることですね。
デメリットは、Webマーケティング会社の事業会社以外も結果に上がってきてしまうこと。
業界に詳しくなかったり、転職に慣れていない人は転職サイトや転職エージェントを使うのがおすすめです。
Webマーケティング会社の公式サイトから探す転職サイトや転職エージェントを使わず、自分で探す方法です。たとえば、こんな感じですね↓
- Googleで「SEOコンサル 会社」「Webマーケティング 会社」で調べる
- SNSで有名な人がフォローしている会社を見る
特に「②SNSで有名な人がフォローしている会社を見る」は、かなりおすすめです。
たとえば、Web制作会社ベイジの代表の枌谷さん(@sogitani_baigie)やホットリンクの飯髙さん(@yutaiitaka)のTwitterのフォロー欄を見てみると良いでしょう(こういう紹介の仕方はご本人に申し訳ないですが…)。
1,2か月かけてリサーチすると段々見えてくるので、試してみてもいいと思います。
Webマーケティング業界は楽しいのでおすすめです
Webマーケティング会社の種類と事業内容をざっくり紹介しました。
ただ、読んでも正直イメージが湧かない部分もあったと思うので、気になる会社があれば、公式サイト・経営者や社員の方のSNSなどをよくチェックしてみると良いと思います。
Webマーケティング業界は楽しい業界なので、転職して思う存分やってみてください。
転職相談サービスも始めました転職相談サービスも最近始めました。より詳しい情報提供ができるかなと思うので、有料ではありますが、興味のある方はぜひご検討ください。
関連記事>>Webマーケティング業界への転職におすすめな転職エージェント3つ【転職サイトはおすすめしない】
>>Webマーケティング会社に未経験で転職する手順まとめ【体験談あり】
Webマーケティング会社の種類を知りたい。
Webマーケティングの仕事に興味があるんだけど、世の中にはどんな会社があるのかがイマイチわからない。
今後の参考のためにWebマーケティング会社の種類や事業内容を教えてください