Webマーケティングに必要なスキルを基礎から解説【実践あるのみ】

Webマーケティングに必要なスキルを、「そもそもWebマーケティングって何?」という方にもわかるよう、簡単にまとめました。
全体像を把握するという趣旨のもと、ざっくりと解説していますので、Webマーケティングを学ぶ上での参考になれば嬉しいですm(_ _)m
〇Webマーケティングのスキルは2つ
- Webマーケティングって何?
- Web集客:SEO・リスティング広告・SNS集客
- Web営業:セールスライティング・UI&UXデザイン
〇Webマーケティングに必要なスキルが学べる本・参考サイト
なお、僕は普段Web制作の仕事をしているのですが、個人でブログを書きつつ、仕事でWebマーケティング事業にも関わっているので、参考になるかなと思います。
Webマーケティングに必要なスキルは2つ
Webマーケティングに必要なスキルは、「Web集客」+「Web営業」の2つです。
まず、スキルについて説明する前に、「そもそもWebマーケティングって?」という疑問に答えたいと思いますm(_ _)m
Webマーケティングって何?
Webマーケティングは、「Web=インターネットでマーケティングをすること」です。
では、「マーケティングとはそもそも何か」という点ですが、引用して紹介します。
顧客のニーズに合ったものが最適な形で提供される市場を作り出すための活動
簡単に言い換えると、マーケティングとは「良い商品を必要としている人に届けること」です。
良い商品(モノ・サービス)を作っても、その商品を必要としている人に届かないと売れません。
せっかく作った商品を顧客に届けるためには、適切なマーケティング戦略を組み立てて、実行していくことが必要です。
マーケティングをWebでやるから「Webマーケティング」というわけですね。単純です。
Webマーケティングとは、Web集客+Web営業
Webマーケティングにおける成果は、ひとつの式で表すことができます。
Webマーケティングの成果 = インプレッション × コンバージョン率
急に横文字が出てきたので解説します。
- インプレッション=ユーザーが広告を見た回数
- コンバージョン率=ユーザーが実際に商品を購入する割合
たとえば、100人のユーザーが広告を見て、10%の人が商品を買ったら、「10人に売れた」という成果が出るわけです。
Webマーケティングで成果を上げるためには、「集客して、顧客の購入率を上げる」必要があります。
「Webで集客して、適切な営業をすること」、これがWebマーケティングです。
長くなってしまいましたが、要するにWebマーケティングに必要なスキルは「Web集客」と「Web営業」の2つのスキルです。
それぞれのスキルについて、具体的に説明していきますm(_ _)m
Web集客:SEO・リスティング広告・SNS集客
商品を買ってもらおうにも、お客さんがいないことには売れないので、まずは人を集めることが必要です。
Web上で集客するためには、主に3つの方法があります。
- SEO:Googleの検索エンジンで上位表示する
- リスティング広告:検索エンジンに広告を出稿する
- SNS:TwitterやFacebookで情報を発信し、フォロワーを増やす
本当はもう少し細かく分けられるのですが、方法としてはざっくりこんな感じです。
Web集客の手法による違い
Web集客の3つの違いは以下のとおり。
特徴/手法 | SEO | リスティング広告 | SNS |
---|---|---|---|
期間 | 半年~1年 | 結果はすぐに出る | 数か月~ |
費用 | 人件費+外注費 | 出稿料がかかる | 無料 |
効果 | 割と高い | 高い | 実感しにくい |
やり方によってかなり変わるのですが、基本的にはこのようなイメージで問題ありません。
売りたい商品の特徴やターゲット層に合わせて、手法を選択したり、組み合わせてマーケティングしていきます。
なお、商品によっては、そもそもWebマーケティングに向いていないこともあるので、よく考えてマーケティング戦略を組み立てる必要があります。
・Web営業:セールスライティング・UI&UXデザイン
SEO・リスティング広告・SNSなどで集客したら、集客した人に向けて営業していきます。
具体的には、以下のとおり。
- 顧客の悩みを指摘
- 悩みを解決することのメリットを提示
- 自社商品がその悩みを解決できることをアピール
- 商品のメリット・特徴を知ってもらう
- 割引・無料体験などによって、購入を促す
テキストを読んでもらうことが基本のインターネットでは、セールスライティングのテクニックが役に立ちます。
このあたりは、QUESTの法則やAIDMA・PASONAの法則など、様々なテクニックがありますね。
また、テキストだけでなく、視覚的な効果やページを操作した時のユーザーの行動体験をデザインするのも有効です。UI/UXデザインといいます。
たとえば、商品の購入ボタンをわかりやすい位置に設置したり、画像を配置して視線の異動をコントロールしたりですね。
Webマーケティングに必要なスキルまとめ
Webマーケティングに必要なスキルは、大きく分けると、「Web集客」+「Web営業」の2つです。
「Webマーケティング」だと難しく聞こえますが、要するに「集客⇒営業をインターネットを使ってやりましょう」ということですね。
Web集客とWeb営業の具体的な手法やテクニックについては、以下のとおりです。
- Web集客:SEO・リスティング広告・SNS
- Web営業:セールスライティング・UI/UXデザイン
Webマーケティングの実行は、1つの組織の中で完結できるのがベストですが、大変なので適宜外注するのもアリですね。マーケターと戦略を練りつつ、デザインはデザイナーにお願いするなど。
なお、Webマーケティングを行うにあたっては、マーケティングに使うことを考慮した上で作ったWebサイトが必要です。
この記事を書いている僕もWeb制作をしておりますので、必要であればぜひお問い合わせください。個人でやっているので、Web制作会社に頼むより安くできるかもです。
Webマーケティングに必要なスキルが学べる本・参考サイト
Webマーケティングは幅が広くて学ぶのが大変なのですが、世の中には良い教材がたくさんありますので、僕が実際に読んだ本やサイトを紹介します。
Web集客:SEO
SEO対策の完全マップ【入門・基礎・中級・上級:16記事で解説】- manablog
Web集客:リスティング広告
※正直、まだ勉強中なので、リスティング広告にはあまり詳しくないです。すみませんm(_ _)m
Web集客:SNS
割とSNSマーケティングは新しい分野なので、SEOや広告とは違って、ノウハウが体系化されているサイトが見つかりませんでした。
人件費以外に運用費用がかかりませんので、片手間に実践してみるのがいいかなと思います。
Web営業:セールスライティング
セールスライティングと聞くと「胡散臭いな…」と思うかもしれませんが、心理学やノウハウに基づいた効果的な手法です。
ぜひ食わず嫌いせず、1,2冊読んでみることをおすすめします。
UI/UXデザイン
※UX(ユーザー体験)の情報を発信しているブログです。
フリーランス向けの情報も多いですが、運営者のふるさんはUXデザインに詳しい方なので、UXに強いサイトを作りたければ、ぜひ依頼されてはいかがでしょうか。
Webマーケティングのスキルは実践の中でしか身につかない
Webマーケティングのスキルを学習するための本やサイトを紹介しておいてなんですが、マーケティングのスキルは実践の中でしか身につかないと思います。
というのも、売る商品やターゲットとなるユーザーによって、微妙に戦略を変えていく必要があるからです。
結局は実践してユーザーの反応を見つつ、PDCAサイクルを回していくしかありません。
マーケティングは、一朝一夕で結果が出るものでもないですし、費用と時間がかかります。
ただ、マーケティング戦略は売上に大きな影響を与えるものなので、腰を据えて取り組んでいくのがおすすめです。
僕もWebマーケティングを学習しつつ、当ブログにて実践しておりますので、何かお手伝いできることがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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