『WordPressレッスンブック』の内容を紹介!【初心者向け】

Web系エンジニアの氷犬です。
WordPressの入門書『Wordpressレッスンブック』を買って読んでみましたので、内容とメリット・デメリットを紹介します。
結論からいうと、初心者にはとてもわかりやすく、Wordpress初心者におすすめできる本でした。
- 『Wordpressレッスンブック』の内容・進め方
- 『Wordpressレッスンブック』のメリット・デメリット
- WordPressを学べる他の参考書籍
『Wordpressレッスンブック』の内容・進め方
WordPressレッスンブックを一周しました。
HTML/CSSとWordpressのテンプレートタグをゼロから書いていくイメージ。できるサイトはとてもシンプルです。
テンプレートタグの説明がとてもわかりやすく、『Wordpressの教科書』よりも初心者向けだと感じました。おすすめです!https://t.co/Ej9S2uEb6d pic.twitter.com/0L8mjaOU24
— 氷犬????Web系エンジニア (@icedog_410) 2018年8月14日
『Wordpressレッスンブック』は個人向けのサイトをゼロから書いて作っていく内容になっています。
HTML/CSSでサイトを作りつつ、都度Wordpressのテンプレートタグを入れていくイメージですね。
WordPressはヘッダー・メインコンテンツ・サイドバー・フッターを別々のファイルで管理しています。
その別々のファイルを組み合わせ、ひとつのページに表示するためのタグが「テンプレートタグ」です。
テンプレートタグの説明が親切なので、初心者にもわかりやすい内容となっています。
内容と作ったサイトはこちら
『Wordpressレッスンブック」で作ったサイトがこちら。
画像も貼っておきます↓
とてもシンプルですが、それだけわかりやすくてよかったです。
HTML/CSSとテンプレートタグを同時に書き進めていく
『Wordpressレッスンブック』の進め方は以下のとおり。
- サーバーにWordpressをアップロードする
- index.phpとstyle.cssを用意する
- ブログページ
- サイドバー
- サイト紹介・お問い合わせフォーム
- トップページを作る
HTML/CSSとテンプレートタグを並行して書いていきます。
JavaScriptやjQueryは使いません。
作ったサイトをレスポンシブ対応させる
HTML/CSSでサイトを作ったら、スマホ・タブレット用にレスポンシブ対応させます。
レスポンシブ対応させたものがこちら↓
メディアクエリ(@media)を使ってレスポンシブ対応させます。
そこまで大した内容ではないので、簡単にできますね。
かなりさっぱりした内容になっているので、全部で8時間もあれば終わるかと思います。
『Wordpressレッスンブック』のメリット・デメリット
「初心者におすすめ」と書きましたが、それなりのメリットとデメリットがあります。
僕が実際に読んでみて感じたポイントを4つにまとめてみました。
メリット①:内容がシンプルでとてもわかりやすい
実際のサイト・画像を見てもらえればわかると思いますが、できるサイトはとてもシンプル。
HTML/CSSの装飾が最低限なので、よりWordpressの使い方・サイトの作り方に集中できます。
慣れないうちにいろいろ機能を学んでも、頭に入ってこないですからね。
学習内容がシンプルで簡単に学べるのは、この本の一番のメリットです。
メリット②:Wordpressの基本構造がよくわかる
WordPressはテンプレートタグを組み合わせて、ひとつのページを作るというシステムです。
ただ、テンプレートタグの意味がわからないと何をやっているのか、よくわからなくなってきます。
本によっては、テンプレートタグの説明をろくにしないで進めていくものも。
ただ、その点『Wordpressレッスンブック』はしっかりしていて、テンプレートタグの説明がとても親切に書かれています。
WordPressを理解するための第一歩は「テンプレートタグの意味を知ること」なので、テンプレートタグがきちんと説明されているのは好印象でした。
デメリット①:ボリュームが少なくて物足りない
シンプルゆえのデメリットですが、ボリュームが少なくて物足りないですね。
この1冊だけでWordpressを理解できたか、と言われるとイマイチ。
もう1冊買うか、あとは調べつつ学んでいくのがいいかなと思います。
あくまでも基礎の部分に留まっているので、実務レベルではもう少し高い水準を要求されるかなと。
ただ、基礎を理解していないと応用が利かないので、メリットの方が大きいとは思います。
個人的な感想ですが、値段が3,000円くらいするため、「この内容で3,000円はちょっと高いな」とは思いました(-_-;)笑
デメリット②:使っているタグが古い
2014年に出た本なので仕方がないのですが、使っているHTMLタグが古いです。
要素を横並びにするときには、Flexboxかgridレイアウトを使う方が楽で便利です。
ただ、この本ではfloatやwidthを調整することで、要素を横並びにしています。
2014年から現在にかけて、HTML/CSSの技術が進歩しているので、「このタグは古いな」と思いながら読むのがいいかなと思いました。
Flexboxとgridレイアウトについては、こちらのサイトが参考になります↓
WordPressを学べる他の参考書籍
この記事では、『Wordpressレッスンブック』を紹介しました。
ただ、あくまでも初心者向けなので、この1冊だけでは物足りないです。
あとはGoogleで調べてもいいのですが、手元にもう1,2冊置いておいてもいいかなと思います。
他におすすめな本は次の3冊。
WordPress 仕事の現場でサッと使えるデザイン教科書
「Wordpressの基本は十分わかったけど、もう少し知りたい」という人向けの実用的な本です。
手元に置いておくにはちょうどよい内容。
本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書2
この本は過去に記事にしたこともありますが、初心者向けの内容ではないです(-_-;)笑
あまり説明が親切ではないので、自分で調べつつ進めていくのがいいかなと思います。
かなりのボリュームがあります。
エンジニアのためのWordPress開発入門 (Engineer’s Library)
WordPress上級者向けの本です。
WordPressに慣れた+PHPを学習している状態で読むと、かなり勉強になる本ですね。
Googleで調べてもいいのですが、詳しくまとまった本が欲しいという方はぜひ。
【まとめ】『Wordpressレッスンブック』は初心者におすすめ
『Wordpressレッスンブック』はシンプルでボリュームが薄いので、Wordpressの基本を理解するにはかなりいい本だと思います。
3,000円と少し値段は張りますが、技術書は大抵このくらいするので、初期投資だと思って買ってしまいましょう。