Wantedlyを転職活動に使ってみた感想【返信が来ないのはよくあること】

こんにちは、氷犬(@icedog_410)です。

こんな声に応えます。
僕は過去にWantedlyを使ってIT企業への転職活動をしてまして、計5,6社ほどに企業訪問してきました。
とても興味深い話が聞けておもしろかったので、まとめてみたいと思います。
ただ、Wantedlyはスピード感に欠けるので、急ぎ目に転職したいなら、リクルートエージェントやワークポートといった転職エージェントを活用しておくべきですね。
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Wantedlyを転職活動に使ってみた感想
結論から言うと、Wantedlyを転職活動に使うのはおすすめです。
Wantedlyの仕組みをざっくり説明すると、こんな感じです。
- 登録してプロフィールを書く
- 企業の募集にエントリーする
- 返信がきたら訪問できるようになる
- 訪問した後、本選考(採用面接)に進む
まずは話を聞いて、その後に縁がありそうなら採用面接まで進めるという流れですね。
Wantedlyは「個人と企業のSNSサービス」という位置づけで、最初から採用面接として訪問するわけではないのがポイントです。
その分、時間を食ってしまうのですが、転職を慎重に進めたい方にはおすすめです。
Wantedlyの使い方・採用までの流れ【返信が来ないのはよくあること】
ここでは、僕の実体験を交えて、Wantedlyの使い方と実際の流れを解説します。
- エントリー
- 企業からの返信・日程調整
- 面談
- 採用面接
①エントリー
まずは、Wantedlyに登録します。
Facebookアカウントがないと登録できないので、そこは注意が必要です。
登録が終わったら、条件を指定して企業を検索します。
※実際に僕が指定した検索条件です。
検索をかけると、登録されている企業がたくさん出てくるので、気になる企業をチェック。
企業の紹介や募集要項を見て、自分が条件に当てはまってそうだと感じたら、「話を聞きに行きたい」ボタンでエントリーします。
②企業からの返信・日程調整
エントリーが終わったあとは、企業から返信が来るまで待ちます。
エントリーに対して、企業からの返信があれば訪問できるという流れです。
必ず返信が来るわけではないので注意してください。
企業から返信があったら、日程調整をして訪問します。
土日休みの企業が多いので、基本的には平日昼間の訪問になりますね。
③面談
当日になったら、指定された時間に行って担当の方と面談します。
代表の方が直接来ることもありますし、人事担当の方が来ることもあります。
話す内容としては、以下のようなものになります。
- 企業の雰囲気・社風
- 事業内容や将来のビジョン
- 給与・福利厚生・休暇制度
- 業界の現状
- プログラミング学習
- WebマーケティングとIT事業 など
詳しい内容は書けないのですが、少し突っ込んだ質問にも答えてくれることが多かったです。
特に僕はブログを書いているので、SEOやWebマーケティングの話で盛り上がることもあって、とてもおもしろかったですね。
いきなりの採用面接とは違って、少しゆるい感じで話せるのがよかったなと思います。
④採用面接・内定
Wantedlyを使った企業訪問は採用面接ではないので、実際に就職したいと考えた時には、別に本選考を受けることになります。
ただ、最初の面談が盛り上がらなかったら、実際に採用されるのは難しい印象です。
僕は5社訪問したうち、1社気になったところがあったので応募してみたのですが、1,2週間経ってから「見送ることになりました」との連絡が来ました。
その辺りは普通の転職活動と何ら変わりがないので、数をこなして相性の良い企業を見つけるしかないですね。
Wantedlyを転職活動に使うにあたって意識したいこと
普通の転職サイトだと、履歴書のデータを登録してすぐに採用面接という流れですが、Wantedlyは少し違います。
応募する方がプロフィールを書いて、企業の方が興味を持ってくれたら訪問できるシステムです。
Wantedlyを使うにあたって、意識すべきことは次の3つです。
- プロフィールをしっかり書いておく
- 募集要項はきちんと読む
- 質問をあらかじめ用意しておく
詳しく見ていきましょう。
プロフィールをしっかり書く
まずは、エントリーする前にプロフィールをしっかり書いておくことです。
紹介文・この先やってみたいこと・ポートフォリオ・スキルの欄はしっかり書いておきましょう。
以下は僕が実際に応募した時のプロフィール文です。
自分のスキル・経歴・どういう仕事がしたいか、といった基本的な要素は抑えておく必要があります。
イメージでいうと、履歴書や職務経歴書をポップにしたものという印象です。
あと、写真は自分の顔がしっかり写ったものを使った方が良いです。
企業の方も顔のわからない人と話すのは、気が進まないと思うので…
僕はピースしてる写真にしましたが、特に何も言われなかったです。
募集要項はきちんと読む
Wantedlyは企業の求人が目的のひとつなので、募集要項に「どういう人材を求めているか」が書かれています。
自分のスキルや気持ちと照らし合わせて、マッチする企業にのみエントリーするようにしましょう。
一般の転職サイトと比べて少し雰囲気がゆるいとはいえ、企業の方も忙しい中時間を取ってくれています。
こちらの都合で迷惑をかけないようにすることが大事です。
質問をあらかじめ用意しておく
もし、エントリーして企業訪問することになったら、あらかじめ質問は用意しておきましょう。
行き当たりばったりで質問しても、話が弾みません。
僕はこんな質問を用意して訪問しました↓
- 企業の特徴・強み・ビジョン
- どういうクライアントが多いか
- 仕事で求められるスキル
- マーケティングについて など
業界未経験だと割と質問も限られてくると思うのですが、それなりに突っ込んだ質問ができるように準備しておきました。
自分が過去にやってきた勉強や仕事と絡めて質問すると、話が広がりやすいかなと思います。
企業の過去の実績やポートフォリオも見せてくれることがあるので、気になったものはより深く見せてもらうこともありました。
将来のビジョンに企業の個性が出るので、今後の展望について聞くのもおすすめです。
どの企業の方も熱く語ってくれて、とても興味深かったですね。
Wantedlyは転職活動の新しい形
通常の転職活動では、企業訪問はなく、いきなりの採用面接になることも多いかと思います。
僕も2,3ほど採用面接を受けたのですが、どうも堅い雰囲気になりがちですよね。
採用する側・採用される側ではっきりわかれているので、それなりに緊張が生まれます。
一方で、Wantedlyは企業訪問という形を取るので、採用面接よりはゆるい雰囲気で話を聞くことができます。
あまり緊張せず話ができるのは、訪問する側にとってはメリットですよね。
マッチしそうなら本選考に進んでみると〇
採用面接は、採用される・されないが前提にあるので、「思っていたのと違うな」と感じると気まずくなりますよね。
事前のすり合わせがないのは、いきなりの採用面接のデメリットです。
ただ、Wantedlyはじっくり話を聞いた上で、マッチしそうなら本選考に進むという流れです。
気持ちの面でいうと、特に引っ掛かりもなく進める印象があります。
とはいえ、スピード感に欠ける印象はある
ただ、一度企業訪問をする必要がある以上、少しスピード感に欠ける印象はありました。
Wantedlyは「企業と個人のSNSサービス」という位置づけなので、給与や実務の内容を詳しく書くことが規約上できないんですよね。
そのため、手っ取り早く就職先を決めたい人にはイマイチ向かないサービスかなと。
それでも、企業の方とじっくり話ができるのは、ある意味フラットでいいサービスだと感じました。
特に転職活動に時間がかけられる人や、学生に向いているサービスですね。
時間があるならWantedly、急ぎたいなら転職エージェントがおすすめ
まとめると、
- 時間がある・面接前に話が聞きたい:Wantedly
- 急いでいる:マイナビエージェント・リクルートエージェント・ワークポート など
がおすすめですね。
Wantedlyで募集要項を眺めつつ、転職エージェントなどに登録しておくと、バランスよくスピーディな転職活動ができるかなと思います。
転職活動は大変ですが、楽しく働くためにぜひ前向きに取り組んでいきましょう。
おすすめの転職エージェント- リクルートエージェント|転職成功実績No.1の転職エージェント:担当者が親身にサポートしてくれます。転職サイトにはない非公開求人もあるので、かなりおすすめです。
- ワークポート|IT・Web業界に強い転職エージェント:IT系に強い転職エージェント。ベンチャー企業の求人票を取り扱っていたりするので、広く探すのに向いています。
- 転職エージェントのマイナビエージェント|人材紹介・転職サイト:こちらも大手。リクルートと一緒に登録しておいて、使いやすい方を使うと良いです。
※完全無料で使えるので、悩む前に登録して話を聞いてみるのがおすすめです。
たまに名前は聞くけど、実際に使っている人の感想がなかなか出てこない…
興味があるので、Wantedlyを使って転職活動をした人の話を聞きたいです