これからWebマーケティングを仕事にする方へ【#マーケのお仕事 を終えて】

こんにちは、氷犬です。

先日、Webマーケター5名による「未経験から始めよう!Webマーケティングを仕事にするセミナー」というセミナーを開催しました。

実は主催者側では、当初「200名を目指そう!」と言っていたのですが、最終的に400名を超える方にお申し込みいただきました。

改めまして、参加いただいた皆さんありがとうございました。

今回は「これからWebマーケティングを仕事で活用していきたい」という初学者の方向けの内容だったのですが、実は初学者向けの内容ほど難しいものもなくて、「何を話そうかなー」と結構悩みました。

そして実際に話してみて思うこともあったので、この記事で個人的な後日談を書いてみようかなと思います。

当日参加できなかった方もアーカイブという形で見れますので、ぜひ見ていただければと思います。
※noteからも購入できます→https://note.com/chizumi_/n/n09df8dab2eb1

セミナーをしてみて感じたこと

参加者が予想以上に多かった

まず予想を超えた人数の方に参加いただいたことがとても驚きでした。

正直、プログラミングやブログと比べて、Webマーケティングは抽象的なトピックだと思います。なので、当初200名くらいが上限かなと僕自身思っていました。

しかし、申し込みだけで400名を超え、当日参加いただいた人数も280名と、かなり多くの方が興味を持っているトピックなんだなと実感しました。

Webマーケティング自体を焦点に充てたイベントもあまりないので、今回のセミナーはある意味で新鮮だったのではないでしょうか。

前提の共有がとても大事だと思った

繰り返しになりますが、Webマーケティングという概念は抽象的です。

ひとくちにWebマーケティングといっても、定義の話なのか、SEOのような具体的な施策の話なのか、もしくはそれによって得られるメリットなのか、内容は千差万別です。

なので、主催者側も参加者側もWebマーケティングという言葉に対する認識が少しずつ違っており、まずはその前提を揃えることが大事だと感じました。

僕は「Webマーケティングの全体像」と「SEO」の2つの話をしましたが、ある程度は前提を整理しながら聞いてもらえたのかなと思います。

各登壇者の話していた内容は少し難しかったと思いますが、Webマーケティングの前提を抑えておくだけでも役に立つはずです。

個人的に一番話したかったこと

Webマーケティングの仕事をする上で、僕が一番大事だと思っているのは、「納品物は成果である」ということです。

例えば、Web制作ならWebサイトが納品物ですし、ライティングなら記事が納品物です。具体的なものがあるので、「何が納品物か」という前提を整理する必要はありません。

しかし、Webマーケティングは他ならない成果が納品物であり、クライアントの目もより一層シビアなものになります。

別にWeb制作やライティングと比べてどうとかそういう話ではないのですが、「納品物は成果」という点は強く意識しておきたいポイントです。

動く予算も大きいのですが、その分クライアントの期待値も高くなることは押さえておきましょう。

お金は経験や信頼から副産物的に生まれるもの

また、質問を募集していた中で、「就職せずにWebマーケターになる方法はありますか?」というものがありました。

しかし、僕自身、就職せずに急にWebマーケターになることは推奨していません。なぜなら、成果を出せないことで後々苦労するからです。

「年齢的に転職するのが厳しい」「Webマーケティングをサブスキルとして扱いたい」といった背景もあるかと思いますが、「なるべく早く稼ぎたい」という意図も少なからずあるはずです。

確かに、就職すると給料によって上限がある程度決まってしまうのは事実ですが、そこで得られる経験や信頼を抜きにして、お金を手っ取り早く得ようとするのはおすすめしません。

なぜなら経験がないと成果が出せず、成果が出せないと信頼を失ってしまうからです。

お金も当然大事ですが、長く働こうと思うのであれば、「経験や信頼を積んでいく」という要素は無視できません。

特にWebマーケティングは「成果が納品物」なので、まずは成果を出すための土壌である経験や信頼を積んでいくことをおすすめします。

きちんと成果を出せばお金は付いてきますので、無理に未経験から独立しなくてもいいと思います。

ぜひこれからWebマーケティングの学習を始めてみてください

根がネガティブなので、どうしても話がネガティブな方向に行ってしまいがちなのですが、Webマーケティングを学ぶことはとてもおすすめです。

Webマーケティングというか、マーケティングは突き詰めると経営であり、ビジネスです。ビジネスのことを学んで損することは一切ありません。

また、Webマーケティングはそれ単体で活かすこともできますが、プログラミングやライティング、もしくは他のスキルや経験を掛け合わせることで真価を発揮します。

何にせよ学んで損はないスキルなので、とりあえずラフに学び始めてみてはいかがでしょうか。

今回は突発的なセミナーでしたが、思ったより反応が良かったので、また別の機会を作って開催してみたいと思ってます。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。氷犬でした。

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