公務員を辞めて1年が経ったので、現状をまとめました【Webマーケティング業界へ転職】
こんにちは、氷犬です。
2018年の7月に公務員(税務署)を辞め、約1年が経過しました。
1年の間にWebサイト制作を学んだり、Webマーケティング会社へ転職したりと仕事面での変化もあったのですが、心境とかプライベートの変化もあったので、その辺りをまとめたいと思います。
「公務員辞めようかな」「長く勤めた会社を辞めようかな」と思っている方の参考になれば幸いです。
- 公務員を辞めて1年経ったあとの現状【仕事・プライベート・お金の話】
- 公務員からWeb業界へ転職してみて感じたこと
- 個人的な今後の展望・課題
僕の話なので、自分語り多めですが、素直な気持ちを書くので興味ある方に読んでいただければなと思いますm(_ _)m
公務員を辞めて1年経ったあとの現状【仕事・お金・健康の話】
2018年の7月10日に5年ほど勤めた税務署という組織を辞めました。
※その時の記事:今日、5年間働いた税務署を辞めてきました!【さらば公務員人生】
当時は「エンジニアを目指す!」といっていた僕ですが、いろいろと気持ちの変化がありまして、結局はWebマーケティング会社でWebマーケター/コンサルタントとして働いています。
気持ち以外にも、仕事や環境が変わったので、箇条書きのような形でまとめてみました。
変わったもの
- 仕事
- 収入と暮らし
- 健康・メンタル
- 将来への考え方・不安
変わったもの①:仕事
- 税務署(公務員)
- コーダー(Web制作会社)
- Webコンサルタント(Webマーケティング会社)
この1年で上のように仕事を変えてきました。
中のコーダーに関しては若干正確ではないのですが、何かと肌に合わないことが多かったので、半年ほどで辞めました。
計3職種を経験したわけですが、現状Webマーケティングが一番僕の性格に合ってるなと思います。とても働きやすいです。
「Webマーケターの仕事ってどんな感じ?」という疑問については、以下の記事で書いているので見てみてください。
>>Webマーケティング会社の種類は5パターン【転職活動の参考にどうぞ】
変わったもの②:収入と暮らし
生活はこんな感じで変わりました。
- 300万中盤+公務員宿舎(税務署)
- 260万くらい+シェアハウス(Web制作会社)
- 300万後半+賃貸マンション(Webマーケティング会社+ブログ)
僕は北海道から上京してきたので、生活費を抑えるためにシェアハウスに住んでいたのですが、完全にシェアハウス選びに失敗し、かなり消耗しました…
好みもあると思うのですが、自分と意識の合わない人達と暮らすのは想像以上に疲れるので、「シェアハウスは万人におすすめできるものではない」というのが僕の意見です。
基本的に未経験の職種に転職すると年収は下がるので、半年から1年くらいは辛い時期が続くなと思いました。
今の仕事が辛すぎるなら別ですが、転職する前に副業である程度の収入を確保しておくのがいいですね。
変わったもの③:健康・メンタル
- ストレスで肌に若干の影響あり(税務署・一人暮らし)
- 肌がボロボロになる(Web制作会社・シェアハウス)
- 仕事においてストレスなし(Webマーケティング会社・一人暮らし)
仕事をする上で重要なのが、「いかに余計なストレスを抑えるか」だと思っています。
僕は子どもの頃からアトピー性皮膚炎に悩まされているのですが、悪化する原因のひとつにストレスがありました。
職場や家の環境、年収など、ストレスにはいろいろな要因がありますが、悪い環境にいると心身の調子が悪くなることを身をもって学びました。特に住環境ですね。
体や心の状態を戻すのは想像以上に大変なので、環境を変えるときは妥協せずリサーチすることをおすすめします。
変わったもの④:将来への考え方・不安
- 良くも悪くも何も考えていない(税務署)
- 「この仕事を一生することはないだろうな」という思い(Web制作会社)
- 「将来は自分でなんとかしていくしかない」(Webマーケティング会社)
本当にただの主観で申し訳ないのですが、転職を通じて僕はこんな感じに将来の捉え方が変わりました。
公務員は仕事や生活がある程度保証されているので、特に将来を不安に思ったことはありませんでした。「この仕事を続けるのは大変そうだ…」と思っていただけです。
ただ、転職を通じて「将来は自分でなんとかしなくては」という危機感を持てるようになったので、そういう意味ではよかったかなと思っています。
最近は手を止めていたので「このままではマズいな…」という感じですが、自分の成長を客観的にみられるようになったのはよかったです。
公務員からWeb業界へ転職してみて感じたこと
公務員からWeb制作会社→Webマーケティング会社へと転職して感じたのが、「自分に向いている仕事をやるのがベスト」ということです。
エンジニアになるとか、マーケターになるとか、選択肢はいろいろありますが、やはり人によって向き不向きはあるなと思います。
僕は当初エンジニアを目指していましたが、コードを書くのはそこまで好きではありませんでした。どちらかというと、「WebサイトやWebサービスを作った後にどう運用されるのか」の方に興味がありました。
もちろん、エンジニアとして運用に関わることもできたとは思うのですが、Webマーケターの方が運用に近いかなと思い、転職を決めた次第です。
これは「エンジニアが良い」「マーケターが良い」とかではなくて、単に役割の違いと本人の適性です。なので、転職する前には自分の性格と業界リサーチはしっかり行った方が良いと思います。
仕事をする上で大事なのは、何をモチベーションとするか
最近では、エンジニアとかデザイナー、マーケターといった職種が人気ですが、人気の理由はやはり「収入」だと思います。
「稼げる」「高収入」といったワードは魅力的ですし、実際にWeb系の職種が個人で稼ぎやすいのは事実です。
なので、給与とか待遇みたいなもので目指す仕事を決めてもいいのですが、僕を含め、ほとんどの人がそういうものに縛られがちになるのかなと思います。お金も大事ですけどね。
自分で選んだつもりが仕事に縛られることのないよう、仕事は「自分の適性」と「将来性」で選ぶのがおすすめです。
Web業界は懐が広いと思う話
余談ですが、Web業界の良いところに「懐が広い」という点があります。
※ここからは自分語りが入ります。すみません。
僕は学生時代から、周りと比べて浮きがちな人でした。
理由はいろいろあるのですが、「インターネットが好き」「勉強は嫌いじゃない」「周りと意見を合わせない」といった要素が強かったように思います。
例えるなら、「質問に対して、当てはまる度合いを1から5までで選んでください」というアンケートに1か5で答える割合が多いといった感じです。少し極端ですよね。
そんな性格は公務員になっても同じで、多少は丸くなったものの、どうしても「なんか周りと合わないなぁ」という感じが拭えませんでした。
なので、僕自身の経験から、「変わってるね」と思われる人ほどWeb業界は向いていると思いますし、ぜひそういう人にWeb業界をおすすめしたいです。
Webマーケティング会社に転職してから働くモチベーションがわりと高いです。理由として、入社する時に「もしかすると、今までの環境では花開かなかったかもしれないけど、うちの会社では存分にやって結果を出してほしい」と上司に言われたのが大きいです。言葉ひとつで働く意識は変わるなと思います
— 氷犬 (@icedog_410) July 10, 2019
個人的な今後の展望・課題
Webマーケティング会社に転職して半年弱が立つわけですが、環境が安定していく中で、「今後はこうしたい」「自分の課題はこれだ」という思いが新たに出てきました。
これもただの自分語りでしかないんですが、今後僕と同じようなルートを目指す人も少しはいるかなと思うので、書いておきたいと思います。
課題:自分のWebマーケティングスキルの範囲を広げ、深めること
僕は現在Webマーケティング会社で、主にSEO(検索エンジン最適化)のコンサルをしています。
ただ、今後SEOのスキルを持つ人は増えて、求められるレベルは高まっていくと思います。というのも、ブログ・アフィリエイトを個人でやる人が増えて、SEOスキルが汎用化していくからです。
なので、SEOのスキルは今後も重要ではありますが、それと同時に僕は汎用的なWebマーケティングスキルを磨きたいと思っています。
個人的に提案力=プレゼンテーションの能力が足りていないので、今後は人前で話す機会を増やそうかなと考えています。
展望:自分の余裕を周りに還元できるように
最近、少しずつ遊ぶ余裕が増えてきまして、付き合う人の範囲も少し広がりました。仕事とプライベートの両方ですね。
ただ、人と話していると「学びがあるなぁ」と思う反面、自分が相手に何かポジティブな影響を与えられているかというと、自信を持って「はい」と言い切れないのが現状です。
今はまだ自分のために動くことが多いので、少しずつ余裕を作って、周りに還元できるようになれたらと思います。
まとめ:できることはまだまだある
少し自分語りとキレイごとが多かったですが、読んでいただきありがとうございました。
Webマーケティングも人間関係も、やらないといけないことはまだ多いです。
その観点でいうと、フリーランスの羅針盤となるメディア『東京フリーランス』はすばらしいメディアなので、今後も応援していきたいですね。
では、これからもどうぞよろしくお願いします。氷犬(@icedog_410)でしたm(_ _)m
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